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今回は、もしもに備えたデータバックアップについてご紹介しています。
データバックアップでもしもの備えを!
現在ではパソコンなどの情報端末を使って、大切なデータを扱う職場がほとんどとなりましたこれら大切なデータは「情報資産」と呼ばれ、企業や店舗にとって、大切な資産であることに変わりありません。
この情報資産を人為的なミスや、予期しない機器の故障から守る対策が「データバックアップ」です。バックアップとは複数の別の媒体にデータを残す作業です。バックアップを確実に行うことで、万が一、パソコンなどの機器が故障した場合でも、データを取り戻すことができます。
バックアップは一度してしまえば良いというものではありません。データの重要度によって、バックアップを行うタイミングを決め、継続していくことがデータを守るためには大切となります。そしていざトラブルが起こった際には、迅速にデータの復旧ができるよう備えておく必要があります。
データバックアップの方法
データバックの方法は、データの保存先によっていくつかあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、用途や環境に合わせて選択する必要があります。
外付けHDD(ハードディスク)に保存する方法
- メリット:比較的安価で一定の容量がある。
- デメリット:置き忘れ等の紛失リスクが伴う。
光メディア(DVDなど)に保存する方法
- メリット:比較的安価。
- デメリット:保存容量が少ない。
USBメモリーに保存する方法
- メリット:比較的安価。
- デメリット:紛失リスクが伴う。
NAS(ネットワーク接続ハードディスク)に保存する方法
- メリット:複数台のパソコンをまとめてバックアップできる。
- デメリット:比較的高価。
クラウドサービスに保存する方法
- メリット:インターネット回線があればどこでも使える。
- デメリット:ランニングコストがかかる。
NAS(ネットワーク接続ハードディスク)とは
NAS(Network Attached Storage)は、ネットワーク接続ハードディスクを意味しています。その名の通り、ネットワークに接続されたハードディスクで、「ネットワークストレージ」とも呼ばれています。
NASは、事業所内のLANネットワークを通じて、複数のコンピュータで同じバックアップサーバを共有することができます。その為、十分な保存容量を有し、アクセス権限を管理できるなど、情報漏洩に対する機能も備えています。
さらに製品によっては「RAID」という機能をもち、データ保存の高速化を図ったり、冗長化を持たせてさらに耐障害性を高めたものもあります。職場のコンピューターの増加や、その利便性から、近年NASを導入する企業や事業所が増えています。
NASを活用したBCP対策
データバックアップにおいて利便性の高いNASですが、環境や運用を工夫することでより確実にデータを守ることができます。自然災害リスクに強いデータ保護体制をとることはBCP対策にも繋がります。
UPSへの接続
電化製品である以上、NASにも落雷や、災害による停電などによるデータの消失や破損のリスクが伴います。そのリスクを低減させるものがUPSです。UPS(ユーピーエス)とは「無停電電源装置」という意味です。急な停電があった場合でも、安全に機器をシャットダウンするためのバックアップ電源を供給し、電子機器のデータ損失やハードディスクの破損を防ぎます。
クラウドストレージサービスの利用
NAS製品の利用者向けに、製品メーカーがクラウドストレージを提供するケースが増えています。クラウドストレージを活用することで、事業所そのものが災害被害にあった場合でも、大切なデータのバックアップを守ることができます。NASとクラウドサービスを組合せたBCP対策です。
伊賀上野ケーブルテレビが提供するデータバックアップに関するサービス
NAS
当社では、NAS製品の販売から設置設定サポートまで対応しております。NASを含めた事務所内ネットワークの構築や、すでにご利用中のNASリプレイス(入替)にも対応しております。規模や用途、ご予算に応じてご提案させていただきます。
その他、当社ではお客様のご要望や目的に応じて、必要なネットワーク機器をご提案しております。伊賀上野ケーブルテレビがご提供する法人向けサービスについてのお問い合わせは下記よりお願い致します。